世界オールラウンドスピードスケート選手権大会
男子は500m・5000m・1500m・10000m、女子は500m・3000m・1500m・5000mのそれぞれ4種目を滑り、タイムを得点に換算した合計ポイントで総合順位で争われ、総合的な能力が必要とされる大会です。1889年から実施されている大会で、スケートの本場ヨーロッパでは、スプリント力から持久力まで求められるこの大会を制した者こそに「King of Speed Skater」の称号が与えられ、真の王者と言われます。
世界のトップスケーターが集まり、出場するのも大変難しいこの大会に師円選手が出場しました。
日本からは、男子は師円選手、中村将太選手が、女子は髙木美帆選手、押切美沙紀選手、菊池彩花選手が出場、師円選手は500m17位、1500m20位、5000m18位で残念ながら中村選手と共に最終種目の10000m出場権を得られませんでした。
女子では、500mを1-3位まで日本選手が独占、総合でも押切選手の5位を筆頭に全員入賞しました。
選手の皆さん、大変お疲れ様でした。
日本選手の結果
500m | 1500m | 5000m | 10000m | 総合順位 | ||
師円選手 | 順位 | 17 | 20 | 18 | - | 19 |
タイム | 36.94 | 1.49.59 | 6.37.6 | 113.23 | ||
中村選手 | 順位 | 7 | 12 | 22 | - | 16 |
タイム | 36.46 | 1.48.43 | 6.41.28 | 112.761 | ||
優勝選手 | 選手名 | Yuskov | Pedersen | Kramer | Kramer | Kramer |
タイム | 35.84 | 1.46.24 | 6.14.13 | 13.07.19 | 148.955 |
500m | 1500m | 3000m | 5000m | 総合順位 | ||
髙木美帆 | 順位 | 1 | 10 | 10 | 8 | 6 |
タイム | 38.93 | 1.58.53 | 4.09.04 | 7.18.61 | 163.807 | |
押切美沙紀 | 順位 | 2 | 6 | 6 | 6 | 5 |
タイム | 38.95 | 1.57.55 | 4.07.82 | 7.13.01 | 162.737 | |
菊池彩花 | 順位 | 3 | 9 | 12 | 7 | 8 |
タイム | 39.34 | 1.58.31 | 4.1075 | 7.18.12 | 164.379 | |
優勝選手 | 選手名 | 髙木美帆 | Wüst | Sábliková | Sábliková | Sábliková |
タイム | 38.93 | 1.54.83 | 3.58.11 | 6.52.57 | 159.042 |
男子では、5000m、10000mを制したオランダ Sven Kramer選手が総合優勝。女子でも3000m、5000mを制した、Martina Sábliková選手が総合優勝し、「King of Speed Skater」の栄光を手にしました。
師円選手の2015-2016シーズンの大会は、本大会ですべて終了しました。応援して頂きました皆様、どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします
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