2017年3月9日木曜日

世界オールラウンドスピードスケート選手権大会

3月4日~5日にかけて、ノルウエーのハマーで世界オールラウンドスピードスケート選手権大会が行われました。日本からは男子は師円選手、中村奨太選手、土屋選手の3名、女子は高木美帆選手、高木菜那選手、佐藤綾乃選手の3名が出場しました。


世界オールラウンドスピードスケート選手権大は、男子は500m・5000m・1500m・10000m、女子は500m・3000m・1500m・5000mのそれぞれ4種目を滑り、タイムを得点に換算した合計ポイントで総合順位で争われ、総合的な能力が必要とされる大会です。1889年から実施されている大会で、スケートの本場ヨーロッパでは、スプリント力から持久力まで求められるこの大会を制した者こそに「King of Speed Skater」の称号が与えられ、真の王者と言われます。
世界のトップスケーターが集まり、出場するのも大変難しいこの大会に師円選手は昨年、一昨年に続き3年連続出場しました。

師円選手は、初日500mを36:79で14位につけ、続く5000mでは6:28.98で10位、翌日の1500mでは1:48.97で13位につけましたが、残念ながら最終種目の10000mには進めず、総合15位でした。
中村奨太選手は500mを1位で通過するなど好調をキープし最終種目の10000mに出場、全体の8位(152.598)、土屋選手は18位(112.447)でした。

女子は、高木美帆選手が500mで1位、1500mを2位で通過し、総合3位で表彰台に載る快挙(田畑真紀選手以来、17年ぶり)を成し遂げました。その他、佐藤綾乃選手が10位、高木菜那選手が13位と健闘しています。

もうスケートシーズンも佳境に入ってきました。今週はいよいよワールドカップ最終戦、ノルウェー スタヴァンゲル大会です。選手の皆さん頑張ってください。


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